【第22回】上昇が止まらないインフレに市場は悲観。ここは買いの好機か。

株価指数・債券・為替・経済指標を振り返り

一週間の出来事要約【2021.11.8~11.12】

・消費者物価指数が1990年以来の上昇率。早期利上げ観測再熱で株・国債・為替に影響。
・イーロン・マスクCEO、ツイッター投票後にテスラ株売却。
・今年最大の株式上場、ネクストテスラのEV企業リヴィアン・オートモーティブがIPO。
・GE、東芝などコングロマリット企業の分割に続き、J&Jも2社に分割。
・オランダでロックダウンなど欧州でコロナ感染者数拡大。旅行業に打撃。
・自粛ムードのアリババ「独身の日」取引高9.6兆円(前年7.9兆円)で過去最高更新。

株価指数各種・VIX

NYダウ 36,100.32前日比:+0.50%前週比:-0.63%
ナスダック 15,860.96前日比:+1.00%前週比:-0.69%
S&P500 4,682.86前日比:+0.72%前週比:-0.32%
ラッセル20002,411.60前日比:+0.17%前週比:-0.83%
S&P500 VIX16.28前日比:-7.87%

消費者物価指数(CPI)の発表でインフレが更に悪化していること、ミシガン大学消費者マインド指数が10年ぶりの低水準になったことで、利上げと景気悪化が懸念され、主要指数全体が下落。
週末に戻したものの、ショートカバーでの買戻し感もあり、警戒が解けない状況が続く。

GAFAM

finviz S&P500 1Week Performance

GAFAMは、下がって上がってボラは大きいが、1週間を通してみると動きなく終了。

その他の真っ赤な部分を見ると
テスラはイーロン・マスクの株売却、ディズニーは決算ミス&ディズニープラスの成長鈍化、ペイパルも決算ミスとイーベイの決算システムから外されることが影響して大幅に下落。
あとは、欧州のコロナ感染者拡大で旅行・航空・クルーズ・ホテルなどが10%前後の下落。

テスラは企業の成長とは関係ない売りなので、下がったところで買いたいが・・・高い・・・。

為替・ビットコイン

ドル円113.85円(前週比+0.41%
ドルINDEX(DXY):95.12(前週比+0.95%
ビットコイン(BTC):今の時点で64000ドル台(前週比+5.31%

ドル円は相変わらず利上げ観測に左右され株価とは逆の動き。
徐々に上値を切り下げながらボラが拡大しているので、しばらくは112~114円のボックスと予想します。

ビットコインは今週も最高値更新、その後確定売りの流れ。
それでも下値を切り上げながら上昇トレンドをキープしていて底堅い展開。

ただ、オシレーター系にダイバージェンスが見られ、近々トレンド転換があるかもしれません。
そうなった場合、52000ドル付近まで覚悟しておいた方がよさそうです。

米国 中・長期国債

2年債利回り0.5175(前週比+21.77%
10年債利回り1.570(前週比+7.32%

株式と同様に国債も消費者物価指数の発表を受け利回り急上昇。
1990年以来のインフレ上昇率と景気悪化に対する懸念でパニクってる模様。

来週の重要な経済指標

11/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数 11月

11/16 小売売上高 10月

11/18 フィラデルフィア連銀景況指数 11月

来週の展望

来週は2つの景気指数に注目。

ミシガンは大幅な低下という結果で株価にも影響を与えましたが、両連銀の景気指数も同じような結果になると、再度スタグフレーションが再熱する可能性が高くなります。

そうなった場合、これから本格化するクリスマス商戦と相まって、小売りを中心に影響が拡大することが考えられます。

ただしインフレも永遠に続くわけではありませんし、物価が下がって物の値段が下がれば購買意欲も戻ってくることを考えれば、今は株を売ることよりも長期的に見て買い場を探る状況にあると思います。


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