【第17回】国債利回り急上昇、買いの好機はまだ先にある。

株価指数・債券・為替・経済指標を振り返り

一週間の出来事要約【2021.10.4~10.8】

・ISM非製造業総合景況指数は上昇、ADP雇用者数上昇で株価持ち直し。
・ビットコイン5万ドルを大きく超えて急騰。
・岸田首相、金融所得課税20→25%へ増税か
・米中首脳会談の計画報道で米上場の中国株が急伸。

株価指数各種・VIX

NYダウ 34,746.26前日比:-0.03%前週比:+1.20%
ナスダック 14,579.54前日比:-0.51%前週比:+0.09%
S&P500 4,391.35前日比:-0.19%前週比:+0.77%
ラッセル20002,224.90前日比:-0.93%前週比:-0.49

9月に入ってからズルズルと下がっていった株価も
米国債のデフォルト危機が12月に先延ばしになったことで今週は一旦の持ち直し。

金曜の雇用統計は50万人増の予想に対して19.4万人増と、雇用の改善は見られなかったものの
失業率5.1%の予想に対して4.8%と、約1年半ぶりに4%台まで下がったことが好感したのか
それほど株価には影響がありませんでした。

ただし、失業率は労働を諦めた人が数値に入っていないため、労働力不足が改善したとはいえず
まだまだコストプッシュ型のインフレは長引きそうです。

GAFAM

finviz S&P500 1Week Performance

ヒートマップ上では全体的に値を戻してきた米国株。
ただし、反発したにしては出来高は少なく、買われての上昇というよりも、
ショートが解消されて上昇しているだけにも見えます。

この上昇の仕方だと、ここから本格的なリスクオンになるかといえば、ちょっと疑問。

為替・ビットコイン

ドル円112.20円(前週比+1.01%
ドルINDEX(DXY):94.10(前週比+0.03%
ビットコイン(BTC):今の時点で55400ドル台(前週比+13.53%

ドル円は失業率が4%台に入り、利上げが早まることが予想されて、遂に112円台突破。
ここで叩き落されなければ、次の抵抗線は114~114.5円あたり。
月足の大きな下落トレンドラインから上に抜けているので、そこらへんまでは行きそうです。

ビットコインは先週の13%上昇から今週更に13%の上昇。

米国 中長期国債

2年債利回り0.3198(前日比+4.89%)(前週比+16.91%
10年債利回り1.615(前日比+2.54%)(前週比+9.28%

今週に入って国債利回りが急上昇。
株価は戻してきましたが、債権投資家は危険なサインを出してきているように見えます。

来週の重要な経済指標

10/13 消費者物価指数 09月

10/14 FOMC議事録 09月
10/14 生産者物価指数 09月

10/15 小売売上高 09月
10/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数 10月
10/15 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値) 10月

来週の展望

前回のFOMCの各委員の意見なんて、局面に影響を与えるようなことは言ってないと思うので
来週はFOMC議事録よりも消費者と生産者の両物価指数が注目です。

雇用統計の雇用者数から見て、それぞれの物価指数の高止まりは変わらないと予想しますが
これ以上の上昇、または長引くことが確認されれば、米国債が反応しそうです。

米国民は昨年より5.3%も高い買い物を強いられているにも拘らず、国債の利回りは1.6%程度。
これでは収支のバランスが取れませんからね。

さすがに国債利回りが5%になるとは思いませんが、
それでも直近高値の1.77%までの上昇は見ておいた方がよさそうです。

果たしてその時、株価は現在より上なのか下なのか・・・

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