【第16回】金曜に株価は回復したものの、リスクは何も解決してない件

株価指数・債券・為替・経済指標を振り返り

一週間の出来事要約【2021.9.27~10.1】

・ISM製造業総合景況指数は予想外の上昇。(前回59.9→61.1)
・米製薬大手メルクの新型コロナウイルス経口治療薬が中間臨床試験結果で期待。
・原油、天然ガス、石炭の需要急騰。
・自民党総裁に岸田文雄衆議院議員が決定。日本株は大幅下落。
・中国は「共同富裕」から「共同貧困」の道を選択か

株価指数各種・VIX

NYダウ 34,326.47前日比:+1.43前週比:-1.37%
ナスダック 14,566.70前日比:+0.82%前週比:-3.30%
S&P500 4,357.05前日比:+1.15%前週比:-2.26%
ラッセル20002,236.65前日比:+1.83%前週比:-0.27

8月末にピークをつけてから、アノマリーよろしく9月に入って駄々下がり。
急落→半値戻し→二番底と、セオリー通りの下げ方で、そろそろ仕込みを考えたい時期。

ただし、中国リスク、労働力不足、インフレ、米国債のデフォルト危機
法人税やキャピタルゲイン増税と、リスクファクター目白押しで予断を許さない展開でもある。

GAFAM

finviz S&P500 1Week Performance

完全に血の池地獄。
コロナ治療薬の期待で、ド真ん中のメルクが光り輝いてます。
あと、タンカーやコンテナ船が港に入れないことから、通常よりも燃料を多く使うことで、エネルギー系も継続して上昇。

月が替わりましたので、1か月のパフォーマンス

finviz S&P500 1Month Performance

数字が変わっただけで、見た目は週パフォと全く同じ。
この1か月まったくトレンドが変わってないということでしょうか。

為替・ビットコイン

ドル円111.06円(前週比+0.28%
ドルINDEX(DXY):94.07(前週比+0.85%
ビットコイン(BTC):今の時点で47900ドル台(前週比+13.77%

ドル円は3回目の112円チャレンジに失敗(1回目:2019年4月、2回目:2020年2月)
なかなかこの抵抗線が固くて超えられていませんが、今回はどうなるでしょう。
個人的には2~3回弾かれながらも上抜けする可能性が高いと踏んでいます。

ビットコインはパウエル議長の規制緩和コメントで10%近い急上昇。

米国 中長期国債

2年債利回り0.2657(前日比-0.01%)(前週比-2.18%
10年債利回り1.465(前日比-0.02%)(前週比+0.75%

先週から今週にかけて利回りが急上昇した国債も、週末にかけて鈍化。
前回の上値抵抗線だった1.40がサポートラインに変わり、そこから再度上昇しそうな予感。

来週の重要な経済指標

10/04 耐久財受注(確報値) 08月

10/05 ISM非製造業景気指数 09月
10/05 貿易収支 08月

10/06 ADP雇用者数 09月

10/08 雇用統計 09月

来週の展望

今週はISM非製造業景気指数、雇用統計と、株価に影響の出る指標が続きます。

ISM製造業の数字が予想以上に良い数字だったので、非製造業も高い数字が出るかに期待。
前回値:61.7、予想値:59.8と事前の非製造業に対する期待は低くなっていますが、製造業よりもサプライチェーンの影響が少ない分、内在した期待は高くなっていると予想します。

雇用統計も予想:50万人と期待は低いです。
メルクの治療薬で労働市場に人が戻ってくる可能性が高くなりましたが、それも数か月後の話。

労働力不足がサプライチェーン問題や高止まりするインフレの原因に繋がっているので
この雇用統計の数字如何で10月の方向性も決まってくるでしょう。

   前週の記事はコチラ↓


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