【第13回】高インフレ時の投資先は 新たな設備投資を必要としない事業へ

株価指数・債券・為替・経済指標を振り返り

一週間の出来事要約【2021.9.6~9.10】

・総裁選揃い踏み、日経平均は3万円超えの上昇
・高市早苗前総務大臣(60)による金融所得課税に30%発言で株クラ大荒れ。
・アファームとアマゾンの提携でBNPLブーム到来。
・レイバーデー明けから株価軟調。
・中国恒大集団の格付け下落でチャイナバブル崩壊の危機。

株価指数各種・VIX

NYダウ 34,607.73前日比:-0.78%前週比:-2.20%
ナスダック 15,115.49前日比:-0.87%前週比:-1.64%
S&P500 4,458.57前日比:-0.77%前週比:-1.72%
ラッセル20002,222.50前日比:-0.91%前週比:-2.70%

VIXも上昇16.41→20.95(一時21.13)S&P500は最高値から-1.88%
S&P500が50日線で反発するなら4,420(最高値から-2.76%)
S&P500が75日線で反発するなら4,380(最高値から-3.70%)
S&P500が200日線で反発するなら4,100 (最高値から-10.78%)

レイバーデー明けに株価の急落を必要以上に心配している人が多く見られますが
本来の意味は株価の変容。要は投資対象が急激に変わるので個別株投資は要注意ということ。
急ブレーキではなく、急ハンドルといえば分かりやすいでしょうか。

例えばこんな感じで

なので、材料のない下落なら50日線、オーバーシュートしても75日線あたりの反発が濃厚。
来週の景況指標が更に悪化するようなら200日線まで覚悟した方がいいかもしれません。

GAFA MT

finviz S&P500 1Week Performance

今週は問答無用で指数全体が下落。特にヘルスケアと工業株、リートが酷い。

特筆する点は、決算発表したアファームが金曜に+34%を超える上昇。
モデルナが前週比で+13%の上昇だったほか、景気循環株が底堅い動きを見せました。

為替・ビットコイン

ドル円109.87円(前週比+0.16%
ドルINDEX(DXY):92.64(前週比+0.57%
ビットコイン(BTC):今の時点で45300ドル台(前週比-10.37%

ドル円はここ1か月109.5~110.5の間でボックストレンド。
上ヒゲの要素が多いので一見下に動きそうですが、インデックスはドルが強め。

ビットコインはエルサルバドルの法定通貨化から急降下。
普通こういう時は上がると思うのですが、何か問題でもあったのでしょうか

米国 中長期国債

2年債利回り0.2147(前日比+0.47%)(前週比+3.07%
10年債利回り1.343(前日比+3.23%)(前週比+1.26%

10年債は下値を切り上げながらゆっくりと上昇中。
1.40を手前に失速する展開が続いているので、そこを上抜けしてからの動きに注意。

来週の重要な経済指標

09/14 消費者物価指数 08月

09/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数 09月
09/15 鉱工業生産指数 08月

09/16 フィラデルフィア連銀景況指数 09月
09/16 小売売上高 08月

09/17 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)09月

来週の展望

来週はインフレの状況と景気の状況が明確化する週になりそうです。

生産者物価指数(PPI)が前年比8.3%と、依然インフレの上昇が続いているので
今回の消費者物価指数(CPI)も高止まりが想定されます。

もしCPIが下がるようなら、生産者側が物価上昇分を価格に転嫁できず
利益を犠牲にしながら価格を据え置き、又は下げている状況になりますので
物価が高い状態のまま景気が落ちていくスタグフレーションが懸念されます。

秋下落のスイッチになるのとしたら、このインフレと景気の関係性だと思いますが
その中で各連銀やミシガンの景況指標、小売売上高が悪化すれば相場は荒れそうです。

こういった高インフレ期の投資に関してウォーレン・バフェット

設備投資が多い事業、特に公益事業や鉄道などの企業は
新たな設備投資に加え、 設備修繕などが嵩み、それでいて収益性が高くないので
そのうちインフレによって利益を食いつぶすだろう。

逆にインフレ期の最良の事業は、新たな設備投資を必要とせず
ブランド力の高い事業はインフレ時に素晴らしいものだ。と過去に語っています。

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