【第4回】熱狂するナスダック、週末にお仕置きを受ける【2021.7.5-7.9】

7月2週目の株価指数・債券・為替・経済指標

今週はISM非製造業の発表以外、特に大きな指標もなく、FOMC議事録も今のFRBメンバーの慎重な体制では、市場に影響が出ることは言わないだろうとの思惑も想定内で、木曜までジワ上げ。

しかしその安心感の隙をついてか、木曜の先物から急転、株式市場から資金が抜かれ、空売り参入。ビットコインもドルも売られ、その資金が国債に流れる展開。長期金利は1.25まで下がり、ぬるま湯に浸かっていた投資家に冷水をぶっかける形となりました。

先週の記事はコチラ↓

株価指数各種・VIX

NYダウ:34,870.16(前日比+1.30%)(前週比+0.24%
ナスダック:14,701.92(前日比+0.98%)(前週比+0.42%
S&P500:4,369.55(前日比+1.13%)(前週比+0.39%
ラッセル2000:2,275.35(前日比+2.06%)(前週比▲1.13%
俺のPF:513,812.57(前日比+1.27%)(前週比+0.37%

10年債利回りが1.25まで下がった後、週末で1.36まで戻して市場に安心感が出たのか、木曜の下落から全モ。VIX指数も一瞬20を超える場面もありましたが、結局16.18で終了。

週末にかけて大きく動いた米国市場ですが、結局、前週比ではそれほど変化なく、小型株に関してはずっと弱いまま。全体的にリスクの高い資産から逃げるような、リスクオフムード。

というか「金融相場」から「業績相場」に資金が移動している感じか。

GAFA+MT

GAFA+MTは安定した強さを継続。特にレンジ相場から上抜けたアマゾンとアップルは「新高値は買い」の原則に従って急上昇。下がってもすぐに資金が入るので、しばらく強気目線。ただしRSIは高いままなので利益確定の売り浴びせに注意したい。

週のヒートマップでみると明暗はっきり。
長期金利が下がって利益が目減りする銀行系は真っ赤。原油価格が上がっても下がっても株価が下がるオイル銘柄や、コロナのデルタ株の影響で景気循環株の弱さが目立ちます。

こういった局面ではヘルスケアが安定して強いと感じます。

為替・ビットコイン

ドル円は110.11円(前週比▲0.82%
ドルINDEX(DXY)は92.10(前週比▲0.15%
ビットコイン(BTC)は今の時点で33800ドル台(+3.3%

ドル円は111円の抵抗線を軽やかに抜けた後、次の抵抗線112円にチャレンジもスリッパ隊に叩き落とされ、一旦オーバーシュート気味に109.5円まで下落。

お金は「金利の低いところから、高いところへ流れる」の格言の通り、金利が下がればドルも下がり、金利が上がって安定したらドルも回復。ただし、上昇トレンドの下を一瞬抜けたので、ちょっと心配。

ビットコインも同様に影響を受け、また20000ドル突入かと思われましたが、結局32000ドルでストップ。

現在は上値が切り下がり、下値が切り上がる、短期的な三角保ち合いのフラッグを形成中で、そろそろ上か下かに大きく動きそうな構えを見せております。

米国短期国債・長期国債

2年債利回り:0.2166(前日比+12.81%)(前週比▲10.71%
10年債利回り:1.361(前日比+5.68%)(前週比▲5.14%

10年債は下げトレンド継続中。1.20を割る可能性もあったので、金曜である程度反発してくれて安心感が広がりました、この状況を見るとこの辺が底かな。(願望)

今は長短金利が安定してないので、ちょっとしたことで株も為替も大きく影響を受ける局面です。目先の株価を追うよりも、まずは金利の状況を確認してから動く方が良さそうです。

来週の主要な経済指標

07/13 消費者物価指数 06月 予想:前月比0.5% 前年比4.9%

07/14 生産者物価指数 06月 予想:前月比0.5% 前年比6.8%

07/15 フィラデルフィア連銀景況指数 07月 予想:28.0
07/15 新規失業保険申請件数 07/04 – 07/10 前回:37.3万件
07/15 ニューヨーク連銀製造業景気指数 07月 予想:18.7

07/16 小売売上高 06月 予想:前月比-0.5% コア・前月比0.4%
07/16 ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)07月 予想:86.5

今週のまとめ・来週の展望

今週は、序盤は堅調に推移していましたが、週末に大きく動きました。

以前からの記事でナスダックとS&P500のRSIが上に飛び出し、過熱感が高すぎると言ってきましたが、週末の下落を受けてもナスダックだけは高いまま。まだ安心して資金を入れるには怖い状態が続いています。

とはいえ、大型ハイテクは業績相場になっても強さが際立ちますし、急落してもすぐに資金が入るので、この過熱感を保ったままジャクソンホールに突入する可能性もあります。

とりあえず来週は上昇するハイテクたちを指をくわえて見ているだけになりそうな悪寒。


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